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20 Mar 2009

不気味の谷現象




2月のオワリのことでした。



その日は、みぞれ混じりの雨が降る寒い朝で
いつもより布団から出るのが遅かったのを覚えています。



眠い目を擦りながら、
給湯器のスイッチを入れお湯を出していると、


どんどんどんどん!!!
ピンポーンピンポンピンポーン!!!!



突如、けたたましくドアを叩く音に
一瞬動けなくなりました。


こんな朝っぱらから!というのと、
何よりオートロックのマンションで、
突然家のドアを叩かれるなんてそうあることではありません。


おそるおそるドアに近づき
そとの様子を覗いてみると、



なんと!!!!!!




誰の姿もありません。?(。・_・。)>



釈然としないまま、ドアの前に立っていると(。・_・`) 、
なんだか外が騒がしい感じで、
ふとベランダの方向を見ると、窓の左上に白い煙のようなモノが見えた気がしました。



え?Σ(゚Д゚;)
もしかして、近くで火事?!Σ( ̄Д ̄;)



そう思いつつベランダに出て下をみると、
消防車が3台。



ぱらぱら人も出ていてみんなこちらをみています。


右隣りのベランダから
身なりのよい男性がこちらをのぞき込んでいて、目が合いました。
お互いなんとなく状況がよく解らないような空気のまま
あ、どうも。みたいな会釈をしたんですね。


彼はおもむろに言いました。


「えっと…、、かじ…、、じゃ…、ないですよね?」



パジャマに素足で、寝起きまるだしの私は
ぼんやり首をよこに振りながら


「いいぇ…?」


とか言ってたと思います。



とにかく寒かったので、
なんだろな~と思いながら
部屋にはいろうと思ってベランダの戸を開けたんですね。



がらり。






するとそこにはミタコトナイ人が立っていました。



や、テレビとかで見たことあるかんじの人。



全身が銀色っぽくて、
ところどころ黄色のラインが入った…




そう、消 防 隊


しかも大突入。



玄関からベランダまで縦に5人くらい並んでいたでしょうか…。




もう今となってはうすらぼんやりしか思い出せませんが、
玄関の外に、
マンションの最上階に住んでいる大家さんの心配そうな顔が見えたので、
マスターキーで開けたんだな~みたいなことだけを
よく覚えています…。


とにかく、この寒い日に
いろんなところが開けっ放しだし、
もう、私、寝起きを絵に描いた感じだし
なかなかないことだけど、寝起きまるだしで
人前に立たされるこの恥ずかしさというか惨めさというか…
とてもいたたまれない気持ちで、
早く時間が過ぎないかな~と思っていました…。



最初に書きましたが、
その日は、とっても寒くって、
雨が降ってたいので外の湿度が高かったんですね。

そこで、給湯器を使って、
ベランダに設置してある室外機から暖かい空気が出たもんで、
いつもより断然、もりもり湯気が上がってしまったみたいです。


それを、そのときたまたま通った通行人(と言っていたけど、定かでない)
が目撃してしまい、
火事と間違って通報したらしくこの突入劇に繋がったらしかったです…。


なんか、誰も悪くないんだけど、
関わったみんなが申し訳な~い感じになってしまうという、
なんともイタタマレナイ出来事でした。



そして、翌日、マンションのポストには、
管理人さんの直筆で、
『昨日の火事騒ぎについて』
というお詫びの書類が全世帯に配られ、
エレベーターに乗ると、その原本が貼られているという、
えもいわれぬ状況がその後しばらく続いたのでした…。。。



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