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12 Jul 2008

オキノサン




ゲド戦記の放送があったことを忘れて映画を観にいってしまった(笑)
こういうカンジで見逃していく映画は、なんというか縁が薄いんだろうな、と思います。


先週、観ようと思っていた映画「西の魔女が死んだ


語り尽くされてますが、サチ・パーカーさんが全く持ってイイ!

もともと原作が長年に渡って売れ続けているような、
しっかりした裏付けがあるので安心して観られたんだけど、
一人の役者で映画ってこんなにも左右されるんだなぁ~
ってことを全編を通じて全身に染み渡るカンジで伝わる映画でした~。(*´∀`)





タイトルから解りますが、これは「死」を取り扱う作品です。

映像であれ、絵であれ、文字であれ、
クリエイターが扱う「死」というのは、とてもハードルが高くて難しいもののように思えてなりません。


インディーズでの創作物なら気にはならないのですが、
プロという冠を持ったところから発信される、
ナカマや親友や、その話の主要人物の死が、
主人公の心の葛藤、そして成長を描く道具になっているような作品は、
どんなに人気があろうとも、個人的にはとてもザンネンな作品として映ってしまいます。

えー!!!そのヒト何もそこで死ななくていいじゃん!

みたいになっちゃう(笑)


世の中にはとても多くの言葉があるけれど、
「死」というのは、その文字だけでもインパクトを与えられてしまう強い言葉だから、
それを使うということは、とても簡単でお手軽に受け手を感動させることができてしまう。


『プロでなくても。』


だからこそ、クリエイターを名乗るプロの人がキャラクターなり人物の死を取り扱うってことは、
それがどんな端役であっても、「そこ」に意味あってこその演出だし、
それを受け手に納得させるワザが伴ってこそのプロだと思ってしまうんだよね。


なにより、滅多な理由でそんな演出じゃ、観ていて納得できないし、
きもちわるいってもんです。 


厳しいの頭?




西の魔女~はその難しい題材を、とても素敵に描いている秀作だと思います。

原作者スゴイなぁ…、プロだなぁ~と思わせる。


死を題材に描いているのに生きるという意味での生命や、
芽生えのようなイメージが感じられてなりません。

そして、とてもファンタジーなんだけど、おとぎ話のようなお家やお庭の中で、
子供がもつ独特の残酷さや、大人がかかえる矛盾とか、そのあたりがとてもリアルに描かれています。

あと、最後のアレは、もし一字一句でもちがっていたら、
きっとあの感動には結びついてないなぁ~ってくらい、言葉の選び方がスバラシイ!

今までこんなことなかったんだけど、明日、即原作を買いにいこう(笑)って思わせるこの力。

すごい!


今年観た映画ではダントツでした。(主観だけどw)

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コメント

コレ、見に行きたいと思ってたんですよね。
誘ってくれれば良かったのに(ぇ

映画はすごいよかったのでオススメだよ!
原作も読んだんだけど、主人公の女の子の短編があったりして楽しめました。

あ、あと15分でパコ始まるけど来r(ry

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